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 旧中嶋家住宅(砺波市指定文化財)は、もと砺波市江南(よなみ)に建てられていました。中嶋家は、代々江波村の肝煎(きもいり)を勤めていた家柄です。間□十間、奥行三間半の母屋の後ろに、三間半に四間のツノ屋を逆T字型に取り付けた構造です。建坪は約53坪あります。オイ(広間)を中心に、南側に座敷、北側にネワ(土間)、後ろに茶の間、台所、ヘヤ(寝室)等が配されています。砺波平野における散村農家(さんそん のうか)の典型的な広間型の間取りとなっています。
 建築年代は明らかではありませんが、建築様式・手法・伝承などからみて18世紀末のものと考えられています。昭和51年3月から12月にかけて、チューリップ公園内に移築されました。
 
旧中嶋家住宅
 
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