ちゅーりっぷ館 > チューリップ畑

 大正時代から始まった砺波地方ではチューリップ栽培が始まりました。戦時中は、食糧増産政策により栽培は一時中断しましたが、農家は庭などで種球根を育て続けました。その後、県内各地へ広がり現在では、富山県はチューリップ球根生産(H15年度:3350万球)が日本一となっています。富山県内の主要生産地は、高岡市(704万球)・入善町(673万球)・砺波市(662万球)・南砺市(623万球)・滑川市(202万球)です(数値は、H15年球根出荷量)。なおチューリップ切花生産の日本一は、新潟県です。
 砺波地方および富山県でチューリップ生産が盛んとなったのは自然条件(気温、日照時間、肥沃な土地、豊富で良質な水など)が適しているからです。  近年のチューリップ自由化により、安価なオランダ産球根が激増し栽培を止める農家が増えています。昔に較べるとチューリップ畑が減り、砺波地方の春の風物である「チューリップの絨毯」が少なくなりました、残念〜。
 
チューリップ畑
花摘み作業
花摘み作業
 
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